蜂の子に含まれる栄養成分
蜂の子には、健康と美容に役立つ栄養素が豊富に含まれています。
蜂の子に含まれる主な健康成分とその効果をご紹介します。
蜂の子には豊富な栄養素が含まれている
蜂の子には、5大栄養素と呼ばれるタンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラルがバランス良く含まれています。蜂の子は、身体に必要な栄養素を効率良く摂取できる優れた食品です。
蜂の子100gに含まれる主要栄養素は、タンパク質9.40g、炭水化物8.00g、脂質4.70gです。100gあたりのカロリーは、111.9kcalです。
蜂の子の主な健康成分
蜂の子の健康効果をもたらす主な栄養素をご紹介します。
アミノ酸
蜂の子は、古くから貴重なタンパク源として食べられてきました。蜂の子にはタンパク質が豊富に含まれており、タンパク質を構成する数多くのアミノ酸を摂取できます。
人間が体内で合成できないアミノ酸を必須アミノ酸といいます。蜂の子には、9種類ある必須アミノ酸すべてを含む19種類のアミノ酸が含まれています。
(参考URL)
蜂の子に含まれる豊富なアミノ酸とその効能
http://www.rotary5030.org/topic26.html
蜂の子に含まれるアミノ酸は、以下の通りです。
必須アミノ酸
- バリン
- ロイシン
- イソロイシン
- リシン(リジン)
- フェニルアラニン
- トレオニン(スレオニン)
- ヒスチジン
- メチオニン
- トリプトファン
必須アミノ酸以外のアミノ酸
- タウリン
- グルタミン酸
- アスパラギン酸
- プロリン
- アラニン
- グリシン
- チロシン
- アルギニン
- セリン
- シスチン
これらのアミノ酸は、健康と美容にとても効果的です。蜂の子に含まれるアミノ酸の主な効果には、以下のようなものがあります。
- 血行促進
- 免疫力の向上
- 生活習慣病の予防
- ストレス軽減
- 安眠効果
- 肝機能の向上
- 美肌効果
- 美髪効果
ビタミン類
蜂の子には、ビタミンB群に分類される6種類のビタミンとビタミンCが含まれています。また、ビタミンに似た働きをするコリンも含まれています。
蜂の子に含まれるビタミン類は、以下の通りです。
- ビタミンC
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ナイアシン
- パントテン酸
- ビタミンB6
- ビオチン
- コリン
ビタミンCには、美肌効果や免疫力を高める効果があります。
ビタミンB群は「代謝ビタミン」と呼ばれ、栄養素をエネルギーに変換するのに不可欠な成分です。また、神経や皮膚を健康に保つ効果があります。
コリンには、体脂肪の分解を補助してコレステロールを減らす作用があります。
ミネラル
蜂の子には、身体の機能に不可欠なミネラルが豊富に含まれています。
蜂の子に含まれるミネラルは、以下の通りです。
- カリウム
- リン
- マグネシウム
- カルシウム
- ナトリウム
- 亜鉛
- 鉄
- 銅
カリウムには身体の水分量を調節する作用があり、むくみの予防に役立ちます。
カルシウム・マグネシウム・リンは骨の形成に不可欠です。
鉄・亜鉛・銅は、体内で機能する酵素の構成成分であり、赤血球の生成にも欠かせません。
脂肪酸
蜂の子には脂肪酸も含まれています。脂肪と聞くと悪いイメージがあるかもしれませんが、脂肪酸は身体の機能に欠かせない重要な栄養素です。
蜂の子に含まれている脂肪酸は、ほとんどがオレイン酸とパルミチン酸です。
オレイン酸は、オリーブオイルに多く含まれている不飽和脂肪酸です。オレイン酸には悪玉コレステロールを減少させる効果があり、生活習慣病の予防に役立ちます。
また、パルミチン酸には、皮膚や目の健康に重要なビタミンAを安定化させる作用や、善玉コレステロールを増やす作用があります。
以上のように、蜂の子には豊富な栄養素が含まれています。
これらの栄養素が複合的に作用することで、蜂の子の健康効果と美容効果が発揮されます。
身体に役立つ栄養素が豊富な蜂の子を、毎日の生活に取り入れてみることをおすすめします。
(参考URL)
美容なら蜂の子!
http://rojiura.x0.com/2008/10/post_517.html
バランスの整った栄養素が魅力の蜂の子
http://oita-kaigo.moo.jp/01.html